学校情報

 

校長挨拶

 

名取支援学校のホームページに、ようこそおいでくださいました。

 

 

 本校は、仙台市南部及び名取市、岩沼市、川崎町に住んでいる知的障害のある児童生徒が学ぶ県立特別支援学校です。また、他の障害を併せ有する児童生徒も多く在籍しています。児童生徒は皆、様々な支援を受けながら、明るく精一杯学校生活を送っています。

 

 本校は、昭和53年4月に光明支援学校分教室として、名取市立増田小学校内に設置され、昭和62年4月に宮城県立名取養護学校として名取市立高舘中学校跡地に独立開校しました。開校当初は、小学部26名、中学部21名の47名の児童生徒が学ぶ小規模校でした。平成4年4月に高等部が開設されて以降、年々児童生徒数が増加し、平成25年度には300名を越えました。平成26年に県立小松島支援学校の開校に伴う学区変更により児童生徒数が若干減少し、その後、230名前後の児童生徒が在籍している状態が続いています。そして、令和元年度、本校の狭隘化解消のため名取市立不二が丘小学校の校舎を一部借用し、名取支援学校名取が丘校が開校しました。

 今年度の全校児童生徒は、235名(小学部100名<うち小学部のみ設置している名取が丘校36名>、中学部55名、高等部80名)で、県内の特別支援学校としては大規模校であり、プレハブ教室を使っての学習環境であることなど、狭隘化は引き続き本校の課題となっております。

 

学校教育目標である「児童生徒一人一人の心身の発達、能力・特性に応じた教育を行い、その可能性の伸長に努め、健康で人間性豊かな人間の育成を目指す。」のもと

【元気で明るい児童生徒】

【自分のことが自分でできる児童生徒】

【仲よく助け合う児童生徒】

【進んで学ぶ児童生徒】

【喜んで働く児童生徒】

という5つの目指す児童生徒像の具現化に向けて、日々の教育活動に取り組んでいます。そして、「児童生徒にとって、わかる、できる、わくわくする学校」「保護者にとって、安全・安心で、信頼できる学校」「職員にとって、同僚性・協調性があり、指導に力を注げる学校」「地域にとって、地域に開かれ、地域とともにある学校」という魅力ある学校を目指していきます。

 

今年度は、以下の4点を重点努力目標に設定しました。

① 学習指導要領を踏まえた教育課程の検討と実施

② 専門性と指導力の向上と働き方の見直し

③ 保護者や地域・関係機関との協力・連携の強化

④ 安全・安心な学校づくり

 

 教職員一丸となって児童生徒の指導に力を注いで参ります。保護者の皆様、地域の皆様、他関係諸機関の皆様には、引き続き多くのご協力、ご支援を賜りますようお願いいたします。

 なお、今年度もホームページを通して、本校の教育活動の一端を紹介して参りますので、ご高覧いただければ幸いです。

 

                     令和6年4月            

                     宮城県立名取支援学校 校長 大山 直樹

    「名取養護学校」は2009年4月1日から校名が変わりました

 

本校は名取市の高舘山の麓にあります。

四季折々の景観と名取熊野三社の懐深く抱かれ,
奥大道(東街道)に面していたことから,
古来より文人墨客が多数訪れました。

この豊かな自然と歴史に恵まれた環境のもと,
本校の児童生徒は明るく元気に毎日の学習に励んでいます。


校  歌


                作詞 庄司 憲夫
                作曲 柴生 宏

     高舘の山  みどり濃く
     風さわやかに  小鳥なく
     じょうぶな体  つくろうよ
     みんな明るく 伸びようよ
     光あふれる  名取支援学校


     阿武隈川と  名取川
     まちをうるおし  流れゆく
     なかよく  助け  歩もうよ
     みんな楽しく 学ぼうよ
     愛のみなぎる  名取支援学校


     太平洋の  波白く
     浜辺を洗い 寄せ返す
     たゆまず  強く  生きようよ
     みんな元気に 励もうよ
     希望にもえる  名取支援学校
校章
 

校章の由来

さんさんとふりそそぐ太陽の光をあび、「けやき」「黒松」のように強くたくましく生きるよう、中央に太陽、周囲に県木「けやき」、市木「黒松」をデザインした。
 
 

通学区域

名取市、岩沼市、川崎町、仙台市太白区(富沢中,中田中,袋原中,郡山中,柳生中学区)、若林区(沖野中,六郷中,七郷中学区)
* 通学バスを11台運行。JR・路線バス等の利用者もいます。